こんにちは、ウニアトリエのかとうです。今日は先日のコスチュームクロッキー会後の講評会についてレポートしたいと思います。
「講評会」って聞いて、???と思う方も多いでしょう。
えと、簡単にいうと批評をする会?みたいな感じです。
作品についての作者の考えを聞いたり、良いところ、もしくは直した方が良いところなどを指摘したりする会です。鑑賞しつつ意見を述べあう、ぶつけ合う、そんな感じでしょうか。
前回同様、各自その日に描いた作品の中から一番気に入った作品を選んでイーゼルに掛けてもらいます。
一人ずつ、今回のクロッキー会で気付いた点や反省点など、自作について話してもらいました。先回に比べて意識しすぎたせいか絵を描くのが速くなった…とか、はみ出していたのが画面に入りきるようになった…とか、中には線が上手く引けなくなったという方もいらっしゃいました。
クロッキーは短い時間内で1枚を仕上げる。そういう早描きの性質を持った勉強法です。
なので、今回はこういうことを念頭に置いて描いてみようとか、何かしらのテーマ(課題)を設けて取り組むことで得るもの、ことが大きくなると思います。
その回で上手く行かなかったことも、継続していくうちに徐々にではありますが出来るようになってきます。
あまり1枚に固執せずにクロッキー帳3冊位は一気に描いてみて、その後作品を振り返ってみると、あれっこんなに違うのか?と気づいたりすることがあります。
私からみて今回気付いた点は、
皆さん結構慣れるの速いな。ということ。
10分ポーズも何回か繰り返すと、あれっ!これなら5分ポーズでも行けるんじゃない?と思えてきて、急遽最後の20分は5分ポーズを4回連続にしてみました。
ですが、みなさんその5分でも充分、作品にしようとするんですね。
逆にいうと、その時間的余裕の無さが、余計なところに気を使わずにポーズに集中することになり、荒削りだけどもイキイキとした線につながっている。そんな緊張感を感じました。
今回はポーズ終了後に時間があまりなかったということもあり、お互いの作品について意見や感想を述べるところまではいきませんでした。
今後は徐々にそういった場にしていけたらと思っています。
次回は7月1日(土) セミヌードクロッキー会です。
今回参加できなかった方も次はぜひこの緊張感を味わってみて下さい。
やみつきなること請け合います。