加藤和彦
uniatelier (ウニアトリエ) 代表。1968年 新潟生まれ
多摩美術大学卒業後、芸大・美大受験予備校・絵画教室講師、美術系高校デザイン科CG講師。企業HPの構築・管理。公共職業訓練Webクリエイター科デザイン理論/実習(Illustrator/Photoshop)授業担当。
2017年、社会人に特化したおとなの絵画教室ウニアトリエを開設。誰でも自宅で学べるオンライン絵画教室など順次展開中。代表作は黒部市国際文化センターコラーレ能舞台鏡板(松・竹)。個展での作品発表、古典的岩絵具とアクリル樹脂の融合による表現を追求。
・中学校教諭第一種美術科免許
・高等学校教諭第一種美術科・工芸科免許
・Googleストリートビュー認定フォトグラファー
・JAPAN MENSA会員
最近の趣味:珈琲・ヨット・カヌー
こんな絵を描いています。スケッチ・クロッキー・タブロー・絵画作品はこちらをご覧ください。
もとをただせば…
私はものごころついた頃から毎日折込み広告の裏に落書きをして過ごしました。一本の線から紡ぎ出される摩訶不思議な架空の世界、塗った色の圧倒的な鮮やかさに魅了されました。多くの子供たちのように、私は外へ出て友人たちと泥まみれになって遊びましたが、家の中では粘土をこねていろいろな動物や人を作り出しました。
16歳で私は油絵に興味を持ち、身近な静物や人物、風景など、何枚かの絵を描き、時には展覧会に出品しました。私は若い時に心の不自由さに気づき、表現することの自由を学んだと感じています。大学卒業後に私は基礎デッサンと油絵・水彩について教えはじめ、芸大・美大を目指す受験生と社会人の絵画教室の授業を担当しました。教室で費やした多くの時間は私に、自身が学ぶこと以上に相手に伝えることの難しさと楽しさを教えてくれました。
水本伸樹
1986年 広島生まれ
東京造形大学・東京造形大学院で絵画と版画を学んだのち、デザインの仕事やテレビ局での仕事に身を置きながら美術作家としての活動をおこなう。東京六本木のギャラリーに所属し、東京や横浜京都をはじめとしてアメリカ、イギリス、香港、シンガポール、フィンランドなどで個展やグループ展をおこなう。
趣味:以前ジャズバンドでベースを弾いていました。最近は子供の頃熱中していた釣りへの興味が再燃しています。
絵を描くということは、少なくとも人類が6万年以上昔からおこなっている至極単純で原始的な行為です。のめりこめばのめりこむほど奥が深く色々な喜びや楽しさ、そしてかけがえのない体験を連れてきてくれます。海外の展覧会に参加したとき、たとえ言葉がほとんど通じない相手だったとしても、その場にお互いの描いた作品があるだけで相手がどんな性格の人なのか、どんなものが好きで何を大切にする人なのかがありありと伝わってきます。またそこには共感しあえる感覚が確かに存在していて、お互いを認めあい自然と心を許しあえる。そんなことが何度もありました。
地球の裏側で全く違う生活をしているひとたちも、美しいものに感動する、格好良いものに身ぶるいする。そういった芸術に対する感覚はおなじなのだと実感する感動的なできごとでした。
そしていま、このウニアトリエでもそんな感動的な出会いとできごとが沢山詰まっていると実感する毎日です。
皆さんもアトリエの仲間たちと絵を観ること、描くことの楽しさを共有してみませんか。きっとかけがえのない感動が待っているはずです。